多元塾の名前の由来について

多元塾のこの「多元」という言葉には、「多元的な思考、視点」という意味が込められています。

 

なぜそのことにこだわるのかというと、そこには自分自身の学びが関係しています。私にとって最大の関心と呼べるのが「日本はなぜあの無謀な戦争に突入してしまったのか?」というテーマであり、自分なりにその答えを見出そうとしてきました。

 

その結果、見えてきたのが日本人の弱点としての「単一的な思考、視点」です。それがゆえに物事を多面的にとらえることができず、複雑な民族や文化が混在する国際社会の「現実」がなかなか見えない、理解できない。

 

ある意味、それは仕方のないことかもしれません。世界の他の多くの社会と比べて、民族や言語、文化が比較的均一である社会に住む大多数の日本人は、異質なものとの接点が乏しく、ものの見方が単一的になるというのもわかります。

 

しかしながら、これだけグローバル化が進み、世界とのつながりが質量ともに拡大している今、そうした単一的なものの見方は、日本の将来を考えるうえで大きなハンデとなります。

 

今求められているのは、それに代わる複眼的・多元的な思考、視点であり、また、それができる人材なのです。

 

この大隅多元塾を通じて、そうした多元的な思考のできる人材がこの大隅という地域において一人でも多く輩出されることを祈ってやみません。

それぞれの世代にとっての多元塾

中・高校生向け

君たちの前にはエキサイティングな世界が広く開かれています。その世界に飛び込むもしり込みするも君たちの決断次第。その世界を一足先に自分の目で見てきた私が、世界に羽ばたこうとする君たちのお手伝いをします。


若者向け

田舎の知的インフラが乏しいという事実は、田舎に住む若い人たちにとっての最大の不幸だと私は思います。人間、何歳からでも新しいことは学び始められる――確かにそれはそうでしょう。でも、やっぱり、どうせ学ぶなら脳みそがまだ固まっていない若いうちがいちばんです。この大隅多元塾であなたの知的好奇心を満たすとともに、あなた自身の可能性を広げてください。応援します!


中高年向け

若さを保つ秘訣、それはなんといっても健全なる好奇心を持ち、それを維持することです。当塾がみなさんの好奇心のツボを快く刺激します。

お知らせ

当面の間、当塾の活動は休止とさせていただきます。(2015年5月現在)

 

第6回の勉強会が10月12日(土)午後2時から5時過ぎまで開かれ、各参加者からのプレゼンテーションおよび活発な意見交換が行われました。

 

第5回勉強会が2013年7月31日、新メンバーを迎えて開催されました。

 

2013年の初めての勉強会(第4回)が2月中下旬に行われました。

 

第3回の勉強会が12月27日(木)で午後6時半から開かれました。

 

受講料と時間を変更しました。詳しくはこちらを御覧ください。(2012年5月26日)

 

第2回の勉強会が3月7日(水)の午後7時からフルールで開催されました。


第1回の勉強会が12月7日に開催されました。そのレポートを塾長のブログに掲載しましたので、よろしければこちらからご覧ください。

 

当塾に関する説明会を行いました。(2011年9月29日)

鹿児島自由大学

鹿児島市内にお住まいの方にお知らせです。市内には「鹿児島自由大学」という学びの場があります。ほぼ月一回のペースでさまざまな講座が用意されているようですので、興味のある方はぜひこちらのページをご覧ください。あなたにふさわしい講座が見つかるかもしれませんよ。